保育士はとてもストレスが溜まる仕事ですよね。残業も多く休みも少ないのでストレスが溜まって仕方がないという保育士の方も多いのでは?
ストレスを溜め込んでしまったら心にも身体にも悪影響です。 そんな方のため、今回は仕事中にも気軽にできるストレス解消法をご紹介!
是非参考にしてくださいね。
保育士が感じるストレスにはどんなストレスがあるの?
ストレスは大きく精神的ストレスと身体的ストレスに分かれます。まずは保育士の精神的ストレスから說明していきましょう。
主な精神的ストレス
- 保護者の対応
- 保育士同士の人間関係
保育士には子供達が好きという人が比較的多いので、子供達と接すること自体が苦痛というはあまりないです。
しかし、子供達が原因でストレスになってしまうことはたくさんあります。
代表的なものは、子供達を怪我させてしまった時に必要な保護者の対応です。
対応自体も神経を使って大変なのですが、相手がモンスターペアレントの場合ひどくバッシングを受けてしまうこともあります。
このような保護者を始めとした人間関係が辛く、精神的負担によりストレスの原因となってしまいます。
主な身体的ストレス
- 中腰の姿勢
- 食事の補助
- 外で走り回ること
身体的な負担や体力的な負担でストレスになってしまうこともあります。特に、年齢を重ねた保育士の方が辛いと思うことが多く、体力が不安で保育士の仕事自体を続けられるか迷うこともしばしばです。
子供達と目線を合わせる時の中腰の姿勢、食事の補助、子供達と外で走り回る等保育士の仕事は肉体的に辛いことがたくさんあり、ストレスになってしまいます。
保育士にッピッタリなストレス解消方法は?
では、肝心のストレス解消方法をご紹介していきましょう。
人との関わりを大切にする
保育士の基本の業務には人とのコミュニケーションが関わってきます。そのため、いかに上手に周りの人との関係を作っていくかが大切になるのです。
もし、上司や同僚の保育士との関係基盤がしっかりと出来ていれば、いざというときSOS信号を出すことができますよね。
例えば、自分の仕事が多すぎて耐えきれない場合は抱え込まずに主任や先輩にアドバイスをもらったり、仕事を手伝ってもらったりすることができるでしょう。
また、保育士同士で同じような思いをしている仲間と話し合いや相談をして、対処方法を考えることもできるかもしれません。
良好な関係を築いておいて損はないため人との関わりを大切にしておきましょう。
保育園外に話をできる人を作る
こちらも、人との関わりに関係してきますが保育園外に話をできる人を作っておくということがポイントです。
特に、他園の保育士が友達にいるのであれば個人情報の部分は伏せて人間関係の愚痴や相談を聞いてもらうことができるでしょう。
また、純粋に仲の良い友人と過ごすのも心が休まりストレス解消方法としていいかもしれませんね。
自分の時間を大切にする
保育士は普段が仕事に追われているため、自分の時間を持てることがあまり多くありません。
そのため、仕事を忘れて思い切り休みを満喫することが一番のストレス解消方法になるのではないでしょうか。
そこで、注意しなくてはいけないのができるだけ職場から離れている自分の生活圏を持ち、保育園関係の人と会う可能性をへらすことです。
バッタリ会ってしまったら折角の休みにも「皆に優しい保育園の先生」を演じなくてはいけなくなってしまうかもしれませんからね。
思い切り心のスイッチを切り替えて、仕事と自分の時間を上手に切り替えていきましょう。
思い切り体を動かす
保育士は普段子供達と体を動かしているから、休みの日くらいは布団やベッドでゴロゴロしたいと当然ながら思うかもしれませんが、ストレッチ等軽い運動で体を動かすとストレスが軽減します。
ポイントは激しい運動ではなく気持ち良いと思える程度の運動にすることです。
また、1人カラオケをして大きな声を出してすっきりする、泣ける映画を見て思い切り泣いて、涙とともにストレスを流してしまうのもいいかもしれませんね。
業務中でストレスが溜まって我慢できないくらい辛くなった場合、腹式呼吸をしましょう。
脳に十分な酸素を送り届けることができるのでリラックス効果、ストレス軽減の効果が得られます。
また、子供の何気ない行動で大笑いする等して意識的に笑顔をつくることもおすすめです。
辛いのに笑うなんて無理と感じるかもしれませんが、意外と心がスッキリして気持ちが晴れるかもしれませんよ。
保育士のストレスが溜まる一番の原因は?
保育士の仕事は人出不足で仕事量がかなり多く、子供の命を預かっているため、大変ストレスが溜まりやすい職業でもあります。
人間関係が面倒
保育士の仕事は子供達、上司、同僚、保護者等の人とのコミュニケーションで成り立っています。
そのため、人間関係が一度こじれてしまうと保育士の仕事がかなり苦痛になってしまいます。
特に保育士同士は保育観の違いが原因となり、人間関係のこじれに繋がりやすいです。
人は価値観が違って当たり前、それぞれの考えを尊重して保育の仕事を進めていきましょう。
仕事が多い
保育士は現在人手が足りておらず、待機児童もなかなか減りません。そのため、一人あたりの仕事量は多く残業も多くあり、定時に帰ることは難しいと言われています
せっかく家に帰れても持ち帰り残業で結局休めないということもあります。結果として働きすぎになりストレスを溜め込みやすくなってしまうのです。
大切なのは1人で抱え込まないこと
一番大切なことは1人でストレスを抱え込まないことです。
頑張り屋で責任感がある方ほど1人でなんでも抱え込む傾向があり辛い思いをしやすいので、しっかりと周りに助けを求めましょう。
自分に合ったストレス解消方法を見つけて適度に息抜きをしてみてください。